技術流出 (1)

バブル景気(1980年代後半から1990年代初頭)真っ盛りの30年程前の事だったと記憶しています。 たまたま東京の浜松町の本屋で、一攫千金ならぬ『一攫万金』というタイトルの本を見つけ、面白そうだったため、買って読みました。(残念ながら、今は手元にありません。)中身の大半は、当時東証へ上場していたグ...

自貢(ズーゴン)への誘(いざな)い  (4)

恐竜博物館を見学した後は、鹽(しお)の井戸(以下「鹽井」と記述)を見学することにしました。ただ私以外の3人とも何処に井戸があるのか知らないため、車越しに現地の人に尋ねたり、目視で木で組まれた櫓(やぐら)を目標に、近くまで行きました。 昭和の30年代までは結構、鹽井が残っていた様ですが、時間も経...

ビックリする食材

桂林の比較的大きなレストランの裏にある調理場付近には、日本では見られない程の多くの動物の食材が置いてありました。ヘビ、カエル、鳩、アヒル、ハクビシン、ザリガニ、川ニナ、川魚等ですが、私自身、料理の名前も分からないし、またとてもこれらの食材を食べる気にもなりませんので、今まで食べたことはありません。 ...

大木のモーニュメント

桂林の中心街から車で、20~30分程行ったところに、瓦窑(ワヨウ)という所があります。 ここには無数の店が軒を構えており、国内及び海外観光客相手の桂林の土産物店の多くが、商品の仕入で買付に来ています。 絵画、掛軸、書、硯、宝石、陶磁器、骨董品等食品以外の品物の殆どを仕入れることが可能です。しか...

見慣れない果物他

会社からタクシーで20分程の所にある、成都の伊藤洋华堂(双流店)に行った時の事です。  この店舗は7~8階建でしたが、最上階にはフード―コート、洋食・中華のレストラン、喫茶店が入居しており、またここで売っている品々も全般的に品質が良く、スーパーと言うよりデパートと言った方が良いかも知れません。 ...

自貢(ズーゴン)への誘(いざな)い (3)

自貢に着いて、kさんとMさんと最初に向かったのは、恐竜博物館でした。         自貢市は中国で最も恐竜の化石が発掘される地で、この博物館では、当地で発掘されたジュラ紀(今から2億年前から1.5億年前)の恐竜化石を中心に、展示していました。        この博物館は、現在世界三大恐竜博物館(他...