パキラ
今年の夏、病院の廊下で長椅子に座り、妻の診察の順番を待っていました。 横に2m位の細長い幹で、葉っぱが小枝から4~6枚付いている観葉植物が1本鉢植えで置いてありました。 他でも観葉植物として良く見かけるもので、幹が三つ編みになったものもあります。 私は、時間を持て余し気味だったこと...
今年の夏、病院の廊下で長椅子に座り、妻の診察の順番を待っていました。 横に2m位の細長い幹で、葉っぱが小枝から4~6枚付いている観葉植物が1本鉢植えで置いてありました。 他でも観葉植物として良く見かけるもので、幹が三つ編みになったものもあります。 私は、時間を持て余し気味だったこと...
2009年3月末で会社を定年退職し、4月末に中国広西省桂林市で観光関連の仕事に飛び込みました。 サラリーマンとして管理畑を長年歩んで来ましたが、商品販売と言う今までの経験が全く生かせない道に入り込んだため、最初の1~2ヶ月は売上も少なく、中国人経営者から、いつ首だと言われてもしょうがないという...
ヒマラヤ高地の懐(ふところ)深く、 人知れず幻の花と口ずさまれ、 厳しき自然に在ることを、遥か彼方に忘れさす。 それは貴女(あなた)の心、可憐な花。 セルリアンブルーの大地の花。 あの澄み切った無限の青空に、 怯(ひる)むこと無く、 小さいながらも思いっきり、 負けてはいないと自...
(子供) この広い緑の草原の中で、 なぜ、ここに石があるの。 (日本だと小学校の低学年位の子供が、手のひらに小石を取って、アインシュタイン博士に見せた。) (アイン) それはね。 この石にとって、ここが一番居心地が良いからなんだよ。 (子供) 僕も、おじさんも、石と同じだね。 ...
秋の夕べは みじかい。 あの茜色の 何とも表現し難き空は、 夏の陽の残照であろうか。 その光芒はどこにも満ち溢れ 小走りに行き交う人々の心にも映じている。 澱みない雑踏は、しばしの沈黙(しじま)となって あまねく照らし出され、 陋巷(ろうこう)の中にも、人々は安らぎと言う言葉に ...
波望するは、青春の彼方に見るもの。 そしてうらぶれて口ずさむもの。 偉大な自然に驚きたい。 偉大な自然に発見したい、自己の存在価値を。 この全身の鮮血が、露の一(ひと)滴(しずく)でも良いから、 人の心を驚かせたい。 ダイヤモンドより、美しいものを見たと、 八十島君よ ! 君...