【精進料理店】3.工事の開始

20161030002

6月頃に契約を締結しましたが、私は直ぐに改修工事にかかれるものと思っていましたが、出鼻をくじかれた感じで、中々お寺の従業員が退去致しません。お寺の経営者から何も聞いていないのが、立ち退いてくれる様子が全くありません。

桂林はこの時期、雨が多く、何かと工事がしずらい時期ではあったのですが・・・・・・。

こちらも人を手配している事や余分に賃料が発生することもあり、再三リョウさんを通じて経営者に対して、従業員の立退きを迫りました。

契約後1ヶ月程して、経営者から『従業員の宿舎を探しているから、もうちょっと待ってほしい。』と言って来ましたが、従業員の待遇の事まで問題が大きくなったようで、それから更に1ヶ月程してやっと従業員が立退きましたので、結局工事開始は契約締結して2ヶ月後となりました。

まず開始したのは、2階の建物に出入りする為の外階段の整備です。従来の階段より道幅を1.5倍広く取り、またコンクリで綺麗にしました。それから、建物の天井に2m四方の穴を空ける準備に取り掛かりました。

ただコンクリを直打ちした屋根に行くには、裏山の岩肌を伝い飛び移るしか方法が無く、後から仮設の渡し板で通路を確保したものの、今から考えると非常に危険だったと思いました。

屋根の上は、ビルの屋上と同じく平坦だったこともあり、訳の分からない金属板や木々の残材が沢山無造作に放置されていましたので、まずこれらを搬出しました。これだけでも、4~5人でまる1日かかりました。

2m四方の穴を2ヶ所開ける作業は、私が本業で忙しく立ち会うことが出来ず、リョウさんが雇った工員と共に行ったので、どの様にしたのかは分かりません。

後にW字を逆さまにした鉄枠にはめ込んだガラスを設置しましたが、日中室内は明るくなったものの、雨漏りで悩まされ、その都度修繕を行いました。

次に2つに区分けされて壁の撤去作業を行いましたが、これは思った以上に簡単でした。と言うのも、単に赤煉瓦を積み上げ表面に化粧塗装をしたものだったからです。

大きなハンマーで叩くと比較的簡単に壊すことが出来ました。

南側に沢山あった窓は、鉄枠にガラスが入った窓でしたが、全てラワン材のようなもので覆われており、これが部屋を暗くしていました。

これらを撤去すると非常に明るくなり、改修工事も進めやすくなりました。

ここの部屋は縦横をどの位にするという図面は私がポンチ絵を描くものの、他は全く図面はありません。

その場その場で、どうするかを決め、その都度材料の手配や工員の手配を行うため、比較的無駄が省けます。

材料が不足すれば、建設資材を販売している市場に買出しに出かけます。

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